第9回定例研究会

第9回定例研究会~千葉市の医療問題~


こんにちは!千葉CARPのトゥッティーです(^^♪
前回に引き続きSDGsの目標2「すべての人に健康と福祉を」で、特に千葉に着目してディスカッションを行いました。今回は千葉のことについてよく知っている有識者の方もお招きして、千葉の現状や私たちに今からできそうなことなどを話し合い、とても有意義なディスカッションの時間を持てました!

ぜひ最後まで読んでみてください✨

~すべての人に健康と福祉を~
前回に引き続き、「SDGs目標2 すべての人に健康と福祉を」についてディスカッションしました!
まず初めに、有識者の方から教えていただいた千葉における医療・介護の現状を紹介していきます!

(1) 千葉の現状

 千葉において問題となっているのが、2025年問題です。2025年は、団塊の世代といわれる人口が最も多かった世代が75歳以上になる年で、医療や介護の必要性がさらに高まるのではないかとされています。千葉市では、約27万8000人(28.65%)が65歳以上の高齢者になると予想されています。この約28万人のうち、1人暮らし高齢者は約5万7000人になる可能性があるとされています。このことから、千葉には高齢者が増えることを見据えた医療・介護施設の充実化や、少ない医療・介護従事者で多くの高齢者を支えていけるような教育、システムが必要であると考えられます。
しかし、近年の特別養護老人ホーム(通称:特養)の施設数の変化を見てみると、施設数は増えてもなかなか施設が運営できないことが多いそうです。原因は、もともと医療従事者数が少なかったり、やめてしまったりする人が多く、人材が集まらないからだそうです。人材確保がかなり厳しくなっており、施設数を増やすことよりも、人材育成が急がれていることが考えられます。

(2) 今後の取り組み

 2025年問題に向かって千葉が取り組んでいるのが、「地域包括ケアシステム」です。これは、地域に住む高齢者が、その地域で最期まで自分らしい生活を持続していくために、介護や医療だけでなく住まいや生活支援の提供を行うシステムです。
このため、在宅系サービスの充実が必要です。そこで問題になるのが現役世代の介護離職です。介護人材の確保をし、職員同士で交流の場をもち、若手職員の定着を目指すことが急がれています。

…はい、どうでしょうか?千葉は高齢者問題が大きな問題となっていることがわかりますね。
これらの話を聞いた後、私たちで今からできることはなにかをグループごとに分かれて話し合いました!

(3) 私たちにできること

 私たちにできることとして具体的にどんなことがあるか、グループで話し合ったことを紹介していきます☆彡
介護
①ラジオ革命
 これは、高齢者の孤立化を防ぐことを目的として出た案です。地域のラジオ番組で放送したり、近所の高齢者から小さい子まで幅広い年代を集めてラジオ体操を踊ったりしたい!という意見が出ました。
 一人暮らしの高齢者が増えているからこそ、高齢者同士、あるいは子供たちとのかかわりを通して心の健康も向上することが期待されます!

②訪問プロジェクト
 なんだかんだいっても、実際に現状を見てみないと分からない!ということで介護施設に直接訪問して体験し、その内容をSNSで発信して若者に知ってもらう、という意見も出ました。私たちが高齢者と交流することで、高齢者を元気づけられるし、医療従事者の方が本来やるべき仕事もはかどり、一石二鳥だ、と聞いたときはなるほど~~~、と思いました。

他にも様々な意見が出て、有識者の方からたくさんの学びを得ることができました!千葉の問題は何となく知っているけど、私たちには関係ないのではなく、自分たちで見つけて取り組んでいくことができるんだ!と知って感動しました!

これからプロジェクトも始動する予定です!ぜひ多くの方と一緒に作り上げられるプロジェクトにしたいので、少しでも興味のある方はTwitterやInstagramもやってますので気軽に連絡してください~~(*‘∀‘)

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千葉CARP:千葉大学生を中心として様々な大学から集まってできているインカレのサークルです。自己成長のために勉強をしたり、大学生なりに社会貢献する方法を考えたり、様々な社会問題に対して解決策を探すためにディスカッションをしたり、みんなで楽しく料理・スポーツ・お出かけとかしています。このブログでは千葉カープの活動記録やメンバーの日常を投稿していきます。